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プログラムの基本的な考え方

​ーひとりひとりの背景に応じたプログラムの活用ー

プログラムの活用について.png

私たちの支援の前提としてあるのが、相談に来る方の背景が大きく異なるので、一斉に同じ活動は出来ないというものです。

​​そのため、経済状況や心身のコンディション、今までのキャリアから、どういった形で支援を受けたいか等を相談しながらプログラムを組んでいます。

大半の方は、プログラムに参加しながら、時間をかけて今後について考えていきます。というのも、病気をしたり障害の認定を受けたりすると、将来への不安でいっぱいになってしまい、不安に突き動かされるようにして過度に心身への負担をかけてしまいがちです。

私たちの支援の目的は、利用されている方が仕事に就き、自身の生活を安定させていくことです。焦りや不安を少しずつ共有しながら、今までの生き方を見つめ、これからの人生を考える契機として活用していただければと思います。

​ー内容は、企業の方と相談しながら検討ー

プログラム作成の流れpng.png

風の丘の支援プログラムは、日ごろお付き合いをさせていただいている、地域の会社様からいただいたご意見を基につくられています。

当事業所の所在地である佐野市で言えば、足利市を含めた両毛地区として捉えられることが多く、この両毛地区を中心とした地域で活動をされている会社様から、求められる就労支援を展開していく必要があります。

支援プログラムの内容は、心身のコンディションを整えるプログラムがあることはもちろん、新聞を読んでまとめたり、読書をしたり、さらには自然科学を学ぶために自由研究のレポート作成まであります。

「就労するために、どうしてこんなことが必要なの?」と、疑問を持たれる方もおられますが、これらの支援プログラムは、地域の会社様からの“就職する前にやっておいて欲しい”という要望から生まれたものばかりです。

相談に来られる方が、「今のままではダメだと思います」と、よくお話されます。

私たちはこれからも、ご本人様の不安と会社様の期待が豊かに交じり合えるような支援プログラムを目指し、日々試行錯誤していきます。

週間スケジュール(テンプレート).png

​各プログラムの内容と目的

​それぞれのプログラムの内容や、目的をものすごく簡単にまとめました。実際は、見学して頂いたり、体験して頂いた方が、どんな雰囲気でやっているのかも含めて、分かりやすいと思います。もし、興味のあるプログラムがありましたら、ぜひ見学から来てみてください。

最初は、興味のあるプログラムに合わせて来ていただいている方も多いです。大学の単位制のような感覚に近いかと思います。その後は、"人といるのも悪くないな感"が出てくると、次第に色んなことに目が向いて行きます。ゆっくり、一つ一つ、確かめながら利用して頂ければ幸いです。

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