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もっと女性が利用しやすい支援を目指しています。

  • kazenooka
  • 2月21日
  • 読了時間: 2分



これまでの就労支援は、男性が利用することを前提にしていたのではないか…。


そんな疑問をもつようになったのは、本当につい最近である。


その疑問を追求すればするほど、支援プログラムを構築するとき、男性利用者を暗黙の前提としてきたことを痛感するようになってきた。


言い訳としては、それは女性利用者を無視したものではなく、現在の日本社会は良くも悪くもいまだ「男性中心社会」であり、働くときには、その「男性中心社会」の価値観に合わせることが大切になるので、支援プログラムも男性的な価値観を前提としたものとならざるを得ない…、などなど。


重要なところは、たぶんそこではないのだろう。


僕たち男性が、ふつうに「人ってこんなこんだよね」というときの、この「人」はほぼ間違いなく男性を想定している。

加えて現在の日本の社会では、なぜか「男である」というだけで、女性よりも上位に君臨できると思いこむことができる。

男であるだけで、なぜか偉いと思いこめるのである。

男性にとって、これほど喜ばしい社会はなかったであろう。


しかし、「時代は変わりつつある」( 『The Times They Are a-Changin'』。なぜかボブ・ディランを引用 )。


ここ就労支援センター風の丘でも、年々女性の相談者、利用者が増え、特にコロナ禍以降は、如実にそれが顕著となっている。


風の丘はカレッジ方式を用いているので、基本的に利用者の自由度が高い。

この自由度の高さが、女性のみなさんにとって、とても安心感があるらしい。


そして、風の丘の支援プログラムはどれも、利用者さんがこれからの生き方を問い直す契機とならなければならない、ということを根幹に構成されてる。

この「生き方の問い直し」という視点が、男性よりもどちらかというと女性から支持を得ているということらしい。


ただいま女性利用者さんやOBさんだけではなく、さまざまな立場の女性のみなさんからのご意見を賜っています。

このブログを読まれているみなさまからのご意見もいただければ幸いです。


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