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日々のつぶやき
日々の色々なことを書いていきます。
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働くため、働き続けるために大切な、たった二つのこと。
主として精神にある方の就労支援に携わってから、かれこれ20年近くがたった。 前の仕事が専門学校の教員だったからか、いつでも教育的な視点で支援の現場を振り返ることがふつうになっている。このときの「教育的」というのは、べつに厳しい指導をする、ということではない。 いま就労で困っているみなさんと接しながら、もしかしたら学校教育(公教育)でこの辺のところをしっかりとフォローしてくれていれば、現在の苦悩を少しは軽減できたんじゃないかな、という視点をつねに持ち続けてきたということだ。 今回は、これまでの就労支援の経験を踏まえて、障害の有無に関わらず、働くために、また働き続けるために大切なことを、あえて二つに絞ってお伝えしようと思う。 もちろんこの二つのことが押さえられれば、将来的に仕事上の心配事がなくなりますよ、ということではない。 ただこの二つのことができるかどうかで、ずいぶんと仕事上の心配事が変わるかもしれませんよ、ということだとご了解いただきたい。 ①算数がわかる なにをかくそう、僕は算数(数学)が嫌いな子どもだった。 算数は積み上げていく勉強のため、
1月5日読了時間: 5分


演奏会を終えて
今回、風の丘で主催した初めての演奏会が、12月12日(金)に終わりました。 振り返ってみると、私たちが演奏する意味や、誰のために演奏があるのかという輪郭がはっきりとした会だったような気がします。 この演奏会の始まりは、私がチェロを習い始めたばかりの時に、習いたてのきらきら星にピアノ伴奏をつけてくれた人がいたことです。あれよあれよという間に、年末に何曲か皆さんの前で弾くことになり、手作りの太鼓やシンバルを作り演奏しました。今思うとかなり拙い演奏でしたが、とても喜んでもらったのを覚えています。 もともと、チェロを習い始た頃は、コロナが流行し始め、福祉事業所での活動がかなり制限されていた頃でした。コロナが強毒性を持っていた頃は、人間的なやり取りと、感染して命が失われる可能性を天秤にかけるような毎日でした。 この大変さの先に、何があるのだろうか。 自分よりも若い子たちに、何かを示すことが出来るのだろうか。 そこでたどり着いたのが、"皆と分かち合うものとして、音楽があると良いな"というものでした。 その当時は、自分が音楽をやるなんて考えてもいませんでしたし
2025年12月22日読了時間: 2分


ことばが生まれるとき。①
ことばというものは、本当にやっかいなものである。 あるときは自分と他者をつないでくれる便利なツールだけど、あるときは自分と相手を断絶させるためのツールとしても存在する。 相手のためを思って善意で伝えたことばが、なぜか翻って相手を傷つけてしまう。 いったい、どうしてこんなことになってしまうのだろう。 今年は利用者さんと、ことばについてかんがえてきた1年間だった。 この前のワークショップでは、現象学の父祖・フッサールのテキスト(『イデーン』)を活用しながら、この難問に挑んでみた。 僕の感触では、フッサールは認識領域を3層くらいにわけていたのだと思う(やや理屈っぽく言うと、現象学的還元の後の意識の領域)。 一番下に「A.知覚の層」、中間に「B.生活の層(後期の生活世界)」、一番上に「C.物語(ことばによるフィクション)の層」。 具体的に言ってみよう。 「A.知覚の層」で起こる認識は、まだモノに名前がついていない状態。リンゴを見ても、リンゴとは認識しないで、丸くて赤いモノ、くらいの把握となる 「B.生活の層」では、他者からこの丸くて赤いモノを「リンゴ」と
2025年12月11日読了時間: 5分


『風の丘・コミュニケーション講座』が、できました!
・職場で挨拶をするだけで、とても緊張する。 ・状況や立場に応じた会話ができていないと、よく指摘される。 ・相手にいろいろと話しかけても、すぐに会話が途切れてしまい、重苦しい感じになる。 ・ふつうに話しているのに、相手を怒らせてしまったり、誤解させてしまう。 ・何気ない会話でも、いったん聞いてしまうと、それを聞き流せない。 コミュニケーションの悩みはいつの時代でもつきものです。 ただ相談に来られる方のお話を聴くと、コロナ禍のときに会話を控えた生活をしていたせいか、コロナ禍が去って以降、よりコミュニケーションに困難を感じるらしい。 僕自身、子どものときからコミュニケーションや表現が苦手で、いろんなセミナーや勉強会に参加してきました。 そんな中で、思い返してみても、やはり特別だったのが「竹内レッスン」。 竹内レッスンとは「からだとことばのレッスン」とも呼ばれていて、演出家・竹内敏晴さんが考案した、演劇をベーシックにした、総合的な表現レッスン法。 半年間ほど集中的に通ったことで、自分が変化していくことをリアルに感じることができたことを覚えています。...
2025年10月20日読了時間: 2分


それぞれの花を抱いて~風の丘のキャリアプラン~
風の丘のキャリアプランのテキストは、世阿弥の『風姿花伝』と『花鏡』。 能の勉強ですかと尋ねられそうだが、あいにく当事業所には能を知る人はいない。 『風姿花伝』『花鏡』を読んだことのある人ならご理解でいただけると思うが、この本は能の奥義がしたためられている書であると同時に、僕...
2025年10月4日読了時間: 3分


私たちは、どこへ行こうしているのか~終戦から80年~
就労支援センター風の丘では、コロナ禍以前は、毎年夏になると、茨城県の阿見町にある『予科練平和記念館』に利用者さん、職員全員で行っていた。 「予科練」とは、「海軍飛行予科練習生」またはその制度の略称で、14歳半から17歳までの少年を全国から選抜し、搭乗員として訓練する。...
2025年8月13日読了時間: 3分


不安が小さくなるお金の使い方
今回は「お金」の話です。 風の丘には『マネー講座』があります。 『マネー講座』は、風の丘の設立当初から存在した、老舗中の老舗講座です。 就労支援の相談には、じつはその中で経済的内容、くだけて言えば借金についての相談が、けっこう多く占めるのです。...
2025年7月16日読了時間: 3分


これからの不登校・ひきこもり支援~民主主義とケアの理念~
民主主義と「多数者の専制」 こんにちは。 今日はこのような場でお話させていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。 いきなり本題になりますけど、今日のテーマは「これからの不登校・ひきこもり支援~民主主義とケアの理念~」です。...
2025年6月6日読了時間: 11分


「1割」で、決まる人生もある。
今年のGWものづくりトライアスロンはクレイ(粘土)・アニメ。 これまでは、制作するテーマは決めておいて、作品はあくまでも個人単位、つまり自分の作品を完成させることが目的であった。 しかし、今年は違う。 集まったみんなで、ひとつの作品をつくる。...
2025年5月12日読了時間: 2分


「春」なのに、身体が重い…。
春は迷いの時期なんですよね。 子どものときは、入学式があり、新しい学年になり、卒業式があり。 大人になれば、新入社員として会社に入り、場合によって転勤になったり。 環境の変化にとまどいながらも、何があってもGWまでは我慢しよう、の一念でなんとかやり過ごした4月。...
2025年4月28日読了時間: 2分


もっと女性が利用しやすい支援を目指しています。
これまでの就労支援は、男性が利用することを前提にしていたのではないか…。 そんな疑問をもつようになったのは、本当につい最近である。 その疑問を追求すればするほど、支援プログラムを構築するとき、男性利用者を暗黙の前提としてきたことを痛感するようになってきた。...
2025年2月21日読了時間: 2分


『希望のありか。今年の抱負をかんがえる』
キルケゴールから始まる新年ってなんだ? ― 新年、あけましておめでとうございます。 これから今年の抱負をそれぞれかんがえていただきたいと思っています。 昨年はロシアとウクライナ、イスラエルとハマスの戦争、アメリカ大統領にトランプが返り咲く、日本では裏金議員や疑惑の知事が再び...
2025年1月22日読了時間: 8分


12月の「不調感」について
12月はイルミネーションやクリスマス、忘年会など、街全体が華やかになって、なんとなく楽しい気分になるとき。 と、思いきや、じつは12月は苦手、という方は案外多い。 今日は頭が少し痛かったかと思うと、次の日は胃腸の具合が悪い。そういえば腰痛がまたぶりかえしたみたいだ…、などな...
2024年12月3日読了時間: 4分


「〈あたりまえ〉の不思議」
今回はワークショップ形式です ― この会合(ひきこもり・不登校の当事者、家族、支援者の会)でお話させていただくのも、今年で3回目となりました。お呼びいただきまして、本当にありがとうございます。 毎年一回というペースでお話させていただいて、最初のテーマは「家族の役割」、昨年は...
2024年11月19日読了時間: 8分


「適応障害」への支援について
前回、うつ病やパニック障害について書きながら、適応障害について、これまでしっかりとしたことを書いたことがないことに気づいた。 適応障害は、うつ病とパニック障害とセットとして診断されることが多いのに、本当にうっかりしていた。...
2024年11月11日読了時間: 5分


うつ病・パニック障害の方への支援~「風の丘メソッド」について~
これまでに風の丘で実践してきた「うつ病・パニック障害」の方への支援(以下、「風の丘メソッド」について、おおまかなところを書いておきたい。 もちろん具体的な支援展開は、「うつ病・パニック障害」などと一括りにできるはずもなく、それぞれの利用者が生きてこられた背景や価値観などによ...
2024年10月11日読了時間: 4分


風の丘が就労移行支援にこだわるわけ~OB・OG会のことなど~
毎週金曜日の夕方は、 OB・OG 会。 就労定着支援が始まる遥か前から、風の丘は就労移行支援から就労した OB・OG さんが、差し入れをもってよく顔を出してくれた。 風の丘では、 OB・OG さん向けのイベントとして、1月は新年会、5月はバーベキュー会、8月は花火会。年末の...
2024年8月3日読了時間: 3分


家族の役割/家族の中の役割
今日はこのような有意義な会合 ( 不登校とひきこもりの当事者、ご家族、支援者の会 ) にお招きいただきまして、ありがとうございます。 ただ与えられたテーマが『家族の役割/家族の中の役割』ということでして、その難しさの前にややひるんでおります。家族というテーマは、誰も関係を...
2024年6月24日読了時間: 5分


『住まいは権利』、か?
X(旧Twitter) をみていたら、建設関係者から建築資材が暴騰し、これからはいままでのような金額では家を買えない時代になるのではないか、という指摘があった。 あらためて思うのだが、人がふつうに働いていても、買うか借りるかに関わらず、安心と安全が保障された家を持つことがで...
2024年6月14日読了時間: 3分
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